【情報提供】「熱中症予防・対策」について
異例の6月猛暑により、日本列島各地で真夏日が続いております。
熱中症予防・対策について、みなさまに情報提供いたします。
<室内>
・事業所の目標値「室温18度以上28度以下、湿度40%以上70%以下」を保つようにエアコンやサーキュレーターを活用する。
・WBGT値(暑さ指数)を参考にする。
WBGT値 ⇒ ①湿度、②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、③気温の3つを取り入れた指標のこと。
暑さ指数の目安 ⇒ 「注意:25未満」、「警戒25以上28未満」、「厳重警戒:28以上31未満」、「危険:31以上」
<屋外>
・日傘、帽子を着用する。
・日陰に入りできるだけ直射日光を避け、こまめに休憩をとる。
<健康管理>
・こまめな水分補給が大切。室内でも、屋外でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分を補給する。
・スポーツ、高温多湿の屋内外での活動時など汗を大量にかくときは水分以外にも塩分・ミネラルを摂取する。(スポーツドリンク、塩分タブレット、天然塩、梅干しなど)
・カフェインが入った飲み物(コーヒー、緑茶、紅茶など)は利尿作用があるので控える。ノンカフェインでミネラルが含まれる麦茶がおすすめ。
※ジュースや炭酸飲料など甘い飲み物は熱中症予防の水分補給には適さない。(ペットボトル症候群)
・前日の飲酒が熱中症の発症に影響を与えるため、日頃から適量をこころがける。
・朝食を食べる。
・日頃から睡眠を十分にとる。
・暑熱順化(身体が暑さに慣れる)による熱中症の対策をする。(暑熱順化トレーニング:ウォーキング、ジョギング、サイクリング、筋トレ、ストレッチ、入浴など)
<その他>
・通気性のよい服装にする。(吸湿性・速乾性のある素材。リネン、コットン、ポリエステルなど)
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで身体の太い血管のある箇所(首・脇・足の付け根)を冷やす。
<熱中症が疑われるとき>
【他覚症状】ふらつき、生あくび、失神、大量の発汗、けいれん、返事がおかしい・ぼーっとしている など
【自覚症状】めまい、筋肉痛・筋肉の硬直(こむら返り)、頭痛、不快感、吐き気、倦怠感、高体温 など
参考サイト:①厚生労働省 熊本労働局 熱中症対策が義務化されます(令和7年6月1日施行)
① ② ③ ④
参考リーフレット:①熱中症予防のために